奈良県桜井市に位置する長谷寺は、真言宗豊山派の総本山、そして西国三十三所観音霊場の第八番札所として名高い信仰の聖地です。
関東で有名な鎌倉の長谷寺とは、開山にまつわる極めてドラマチックな歴史的繋がりがあります。寺伝によると、その始まりは神亀2年(725年)、大和国(奈良)の初瀬の山にあった巨大な一本の霊木から、徳道上人によって、二体の巨大な十一面観音像が造られました。
一体は奈良・長谷寺の本尊となり、残るもう一体は「有縁の地へ赴き、人々を救ってほしい」という祈りとともに、海へと流されました。海へ流された二体目の観音像は、16年後に相模国(現在の神奈川県鎌倉市)の三浦半島に漂着。その知らせを聞いた人々は、観音像を鎌倉へと移し、お祀りするための堂宇を建立。これが現在の鎌倉・長谷寺の始まりといいます。

西国三十三所札所・長谷寺の最もベーシックな御朱印「大悲閣」
ご本尊特別拝観者限定の見開き御朱印
長谷寺境内点描








