東京都板橋区にあるときわ台天祖神社は、閑静な住宅街として知られる東武東上線「ときわ台駅」のすぐ目の前にある緑豊かな「杜」に囲まれた神社です。
創建の詳細は不明ですが、社伝では鎌倉時代の後深草天皇の御代に伊勢神宮から勧請されたと伝えられています。江戸時代は「神明宮」や「神明社」と呼ばれており、旧上板橋村の鎮守でした。江戸時代の文人・大田南畝(おおたなんぽ)も参拝に訪れており、当時の紀行文に、わら葺きの社殿や鬱蒼とした森の様子を書き残しているそうです。
ときわ台天祖神社の御朱印(令和8年正月)

この神社の森が「常盤台(ときわだい)」という地名の発祥です。かつて神社の境内にあった、一年中緑が変わらない「常磐(ときわ)の松」が茂る美しい森が、東武鉄道による宅地開発の際に駅名(武蔵常磐駅、のちの「ときわ台駅」)や町名の由来となったとのこと。
令和8年正月2日のときわ台天祖神社。


