秩父観音34霊場のなかで最も険しい場所にあるといわれている第31番札所「鷲窟山(しゅうくつさん)観音院」。行基作とされる聖観音を御本尊としている寺院です。「平将門伝説ハンドブック」(村上春樹著)によれば、「平将門が当院を篤く尊崇していたといい、将門の木像を所蔵したという」。
その御本尊は、平将門の乱の混乱の際に行方が分からなくなっていましたが、その後、鎌倉武士の鑑・畠山重忠が霊夢のお告げで、この地に狩りに来て、鷲の巣の中から聖観音を見つけ出し、堂宇を建立したといいます。
鷲窟山観音院の御朱印
鷲窟山観音院境内点描
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