新緑溢れる眩しいばかりの五月の福井・永平寺に行って来ました!今回は曹洞宗大本山である永平寺に宿泊し、一泊二日の参籠体験もしてきました。
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まずは御朱印「承陽殿」。曹洞宗の開祖であり、この永平寺を開いた道元禅師(承陽大師)を祀る霊廟が、承陽殿(じょうようでん)です。
独特な書体の渋い御朱印です!
永平寺オリジナルの御朱印帳。勅使門(唐門)がデザインされています。
永平寺といえばこの勅使門。よくイメージ画像として使用される建物です。普段は固く閉じられています。雰囲気抜群です!
境内から撮影した風景。これこそ、我が日本の風景!今回のベストショットです。
「聖観世音菩薩」を祀る法堂。
永平寺内で、一番の聖域・承陽殿へ続く道。
仏殿。釈迦牟尼仏、阿弥陀仏、彌勒仏が祀られています。
大庫院(だいくいん)。一階には食事を作る典座寮(てんぞりょう)と呼ばれる台所があり、玄関正面には「韋駄天尊」が祀られています。
僧堂。「雲堂(うんどう)」、「座禅堂」とも呼ばれ、座禅・食事・就寝に至るまでの禅修行の根本道場。「文殊菩薩」が安置されています。
ザ・永平寺!長い上り階段の廊下。雲水(修行僧)さんはこの廊下を1日何回上り下りするのでしょうか。永平寺では、日夜厳しい修行が続けられています。
法堂内。「聖観世音菩薩」が祀られており、七堂伽藍の中で最も高い場所に位置にしています。清浄な空気に溢れていました。
山門の外の風景。
永平寺の守護・愛宕観音堂へ続く道。
永平寺のすぐそばを流れる渓流。
20分くらい急な山道を登ったところにある永平寺の守護・愛宕観音堂から望む永平寺。
一泊二日の参籠(さんろう)の食事は、雲水さんの簡素なものではなく、精進料理が出されます。食前と食後に短いお経を唱え、無言で極力音を立てずに頂きます。
三泊四日の参禅の場合は、本格的な修行体験が出来るそうで、食事も応量器を使用し雲水さんと同じ質素なもののようです。
下画像が永平寺の一泊二日の参籠体験の詳しいスケジュールです。ライトな坐禅体験として多くの人にお勧め出来るものだと思います。副監院を務める老師様による法話もとても良いものでした。
老師様が大事にされているという
法話の際に教えて頂いた言葉。
『佛となるにいとやすき道あり。
すべてを厭(いと)うことなく、
願うことなく、
これを佛と名付く』
「正法眼蔵 生死の巻」 から私たちに分かりやすいように簡易に抜粋したものとのことでした。
あとで調べてみたら、正式には下記のようです。老師の仰る通り、仏教の心髄のような言葉です。
「仏となるにいとやすきみちあり。もろもろの悪をつくらず、生死に著するこころなく、一切衆生のためにあはれみふかくして、かみをうやまひ、しもをあはれみ、よろづをいとうこころなく、ねがふこころなくて、心におもうことなく、うれうることなき、これを仏となづく。またほかにたづぬることなかれ」(道元「正法眼蔵」生死の巻)
(現代語訳:仏を実現させるためにいたって簡単な道がある。諸々の悪いことはせず、生死に執着せず、生きとし生けるものに対して慈悲心を持って、すべてを厭わず、願わず、憂うことをしない。これを仏といい、それ以外に仏を追い求めるなかれ)
朝3:00起床!3:40から暁天坐禅開始‼︎
トイレ(東司)、浴室、僧堂は三黙道場といって、私語は厳禁。
部屋に置かれていたお菓子。
深山幽谷にある永平寺。清浄な空気に溢れている素晴らしいお寺でした。
なかなか行けないけど、またいつか行きたい!
ちなみにこちらが曹洞宗二大本山・永平寺(右)と、後日永平寺の御朱印帳に頂いた総持寺(左、中央)の見開き御朱印。
神奈川県横浜市鶴見にある曹洞宗二大本山の一つ総持寺の達磨様の見開き御朱印。
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