デンマークを旅するNHKの番組を見た。
そこに映し出されるデンマークの人々、街並み、料理、暮らしぶりがカッコよすぎて、素敵すぎた。
北欧の国々は高福祉国家というイメージしかもっていなかったが、なかでもデンマーク人は「世界一幸福な国民」と言われているらしい。
その幸せの秘訣が「ヒュッゲ」なるデンマークの思想(哲学?)にあることが注目され、2016年から欧米などを中心に世界的なブームが起きているという。ヒュッゲとは、「居心地がよい」「こころ安らぐ」とかそういった類の意味とのこと。調べてみると日本でも直近に多くの関連書籍が刊行されているようだ。
デンマークにもきっとダークサイドは多々あるのだろう。ただ、人々の生き方や労働に対するとらえ方が日本とは大きく異なっていることは確かなようだ。
果てしない欲望による虚栄と虚無にまみれた資本主義社会がここまで煮詰まっている現在だからこそ、禅しかり、マインドフルネスしかり、ヒュッゲしかり、人間が人間らしい生活をするためのエッセンスが重要になってくるんだとあらためて感じた次第。
早速、Amazonにて注文!ちょっくらデンマークについて勉強してみたいと思う。
限りなく完璧に近い人々 なぜ北欧の暮らしは世界一幸せなのか?
- 作者: マイケル・ブース,黒田眞知
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/09/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る