『鬼滅の刃』の作中で登場人物たちが語った珠玉の言葉を題材に、「先生」と「ボク」の対話形式で物語が進む「勇気の書」。言葉をただ解説するのではなく、「先生」の人生哲学と解釈、実際の生活で実践するための具体的な方法や考え方が展開されていて、それに対するネガティブな「ボク」の率直な感想や必ずしも先生に同調しない「先生」と「ボク」のやり取りも面白い。
この本を読んで、「鬼滅の刃」の言葉の奥深さを改めて認識するとともに、ストーリーや鬼を含む登場人物たちの新たな側面にも気付くことができた。鬼滅ファンに強くお勧めしたい良書。
個人的には煉獄さんや煉獄さんに関連する言葉などを集めた煉獄杏寿郎徹底解剖本があったらそちらも是非読みたい!
鬼滅の刃関連類書は他にも出版されていて、全部読破したが、それらと比較しても本書は構成・内容が良い!