栃木県・日光の最奥に位置する奥日光湯元温泉。その温泉エリアの中に、日本で唯一「境内で源泉かけ流しの温泉に浸かれるお寺」が存在します。世界遺産・日光山輪王寺の別院である「日光山温泉寺」です。
日光山温泉寺の歴史は、今から1200年以上前の奈良時代にまで遡ります。日光山を開山した「勝道上人」が、この地で温泉を発見したことが始まりとされ、上人はこの温泉を、人々の病苦を救う仏である「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」の霊泉とし、以来、広く庶民の心身を癒やす湯治の場として守り継がれてきたといいます。
温泉寺を訪れたなら、お勧めしたいのが入浴前の「写経体験」(志納金1,000円)。用意されているのは、薬師経の一節(16文字)をなぞる初心者向けの写経。墨をすり、静かに筆を走らせる時間は、日常の雑念を払い、心を調える絶好の機会となります。
納められた写経はお焚き上げされ、納経者にはその証として「金色御朱印」が授与されます。なお、「写仏体験」も用意されており、写仏した場合は、その証として銀色の特別御朱印が授与されます。
右側の御朱印が納経者限定金色御朱印「薬師如来」
左側の御朱印が写仏限定銀色御朱印「瑠璃光殿」

温泉寺境内。なお、冬季は閉鎖され、入浴も写経も写仏もできません。




左画像が写仏。右画像が写経。


