奈良県斑鳩町に位置する中宮寺は、聖徳太子ゆかりの寺院であり、法隆寺に隣接する門跡寺院(皇族が住職を務める格式高い尼寺)です。聖徳太子が母である穴穂部間人皇后の御所(中宮)を寺としたのが始まりと伝えられ、法隆寺が「僧寺(男性僧侶の寺)」であるのに対し、中宮寺は「尼寺」として創建されました。日本最古の尼寺で、京都の広隆寺や飛鳥の橘寺などと並び、聖徳太子建立七大寺の一つに数えられています。

令和八年は午年ということで、聖徳太子とその愛馬である「黒駒(甲斐の黒駒)」の姿が刺繍で描かれた令和八年限定の刺繍御朱印「黒駒太子」が頒布されています。中宮寺が誇る国宝「天寿国曼荼羅繍帳」が日本最古の刺繍遺品であることと、聖徳太子の黒駒伝説にちなんだ中宮寺ならではの素晴らしい御朱印です!
中宮寺の令和八年午年限定刺繍御朱印「黒駒太子」

中宮寺の本尊である国宝「菩薩半跏像」(伝弥勒菩薩)は、飛鳥時代を代表する最高峰の仏像。国宝としての指定名称は「菩薩半跏像」ですが、一般的には「伝弥勒菩薩」、そしてお寺では古くから聖徳太子の母(穴穂部間人皇后)の気高い面影を写した「如意輪観音」として信仰されてきたといいます。
中宮寺ご本尊「如意輪観音」ともう一つの御朱印「南無仏」


