山梨県に所用があったということもあり、今年(2025年10月)も楯無鎧を拝観するために菅田天神社に行ってきました。
「楯無鎧(たてなしのよろい)」とは、甲斐武田氏の家宝として代々伝えられた大鎧。これは「楯を必要としないほど堅固な鎧」という意味で、俗に「楯無鎧」と呼ばれています。
正式には「小桜韋威鎧」(こざくらかわおどしよろい)といい、清和源氏に伝来したとされる「源氏八領」の一つで、現存する唯一の源氏八領と伝えられる国宝です。
甲斐源氏の祖である新羅三郎義光以来、「御旗(みはた)」と呼ばれる日章旗とともに「御旗楯無」と称され、武田氏の総領の証として重んじられてきた歴史を持ちます。
楯無鎧公開日限定、数量限定の限定御朱印。楯無鎧の金色の押印が輝く!

年に一度午前中2時間程度のみ公開される楯無鎧と限定御朱印。

菅田天神社境内

楯無鎧公開日の様子。




楯無鎧の御守も頒布されていました。


御旗楯無も御照覧あれ!御旗(雲峰寺)と楯無(菅田天神社)を所蔵する寺社の御朱印