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h-kikuchi.net

連続する刹那の断片

「世界から猫が消えたなら」再鑑賞

父さんへ


世界から猫が消えたなら、

この世界はどうかわるのだろうか。
世界から僕が消えたなら、

いったい誰が悲しんでくれるだろうか。


世界から僕が消えたなら、
叶えられなかった夢や想い、
生きている間にできなかったこと、
やり残したこと、
後悔がきっとたくさん残るだろう。


だけど、
僕がいた世界といなくなった世界は
きっと違うはずだと信じたい。


本当に小さな小さな違いかもしれない。
でも、それこそが
僕が生きてきた証。
もがいて、
悩んで、
生きてきた証。

 

(ラストシーン)
出産を終えた母親が家に帰ってきて、

それを迎える父親。
母「ただいま」
父「おう」
母「全然来てくれないんだから…」
母「ほらっ!(赤ちゃんを見せて)」
父「………ありがとう」
母「えっ?」
父「生まれてきてくれて、…ありがとう」